スマート・ライフ・プロジェクト

Smart Life Project活動報告

2017年 11月6日

【マミー薬局】測定&相談会

H29・9月9日(土)に測定会を開催しました。健康サポート薬局として健康寿命の延伸を目的とする事業の一環として計画し、ひと月ほど前からポスターで告示しました。
健康サポート薬局になってから、はじめての開催です。来客数は数名でしたが、予約を取っていたこともありゆっくり対応することができました。
実施内容は血圧、心電図、体脂肪、肺年齢、HbA1c、脂質で血圧・体脂肪・心電図はヘルスステーションという機械で測定しています。心電図は掌をタッチしてはかるてのひら心電図
図のようなリズムの乱れが見られることがありますが、(図は前回の測定会で見られたものです。)かかりつけ医がおられたので、記録用紙をもっていってもらい、間隔の乱れが気になったので紹介しました。今回の測定会では異常のある人はおられませんでした。
HbA1cと脂質はcobasで測定しています。この検査ではご利用者自身が行っていただかなくてはならず、失敗が多いことが難点です。採血がうまくいかないと利用者のストレスになるので、サポートが必要です。HbA1cについては、医師の値と比較してほとんど誤差がないものと思われます。今回は時間的に余裕があり、失敗なく行えました。HbA1cは数値的には6.0~7,3で7,3の方は現在治療中でこの結果は医師に報告してもらうようにしました。
脂質についてはトリグリセライドは食事の影響を受けやすいためか230~300と高く食事の話をするとともに、受診の提案をしました。

肺年齢の検査はハイチェッカーというスパイロメーターを使います。肺年齢だけではなく、1秒量、1秒率、6秒量から判定を知ってもらうのが目的です。ほかにいろいろな要素をからめて読み取り、COPDの早期発見を目指しますが当薬局では受診勧奨をした人はおられません。
肺年齢が高い人は比較的多いですが、いろんなことを聞き取り総合的に見るとCOPD予備軍に当てはまらないのが現状です。禁煙はもちろん肺機能を高める情報を提供していきたいと思います。
今回参加された方からは、また受けたいとの評価をいただきました。測定を行うことで、異常があれば早期に受診をすすめます。そして、薬局では情報を提供することができます。
人は健康でありたいと願い、不安があれば解決したいと思います。そんな健康のお手伝いと、人々の健康寿命を延ばすためのアドバイスができればと考えます。

【マミー薬局】測定&相談会