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がん

がんは1981年に脳血管疾患を抜いて日本人の死因の第一位となりその後も増え続けています。最近では、一生のうち2人に1人(男性の60%、女性の45%)が、がんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるという、国民にとって大変重要な病気となっています。

死亡者数(10万人あたり)

死亡者数(10万人あたり)

がんの割合

がんの割合

がんって、どんな病気?

がんは、からだをつくっている細胞の遺伝子に傷がついてできた異常な細胞(がん細胞)が、監視する仕組みをすり抜けて増えていくことで起こる病気で悪性腫瘍(あくせいしゅよう)ともいわれます。がん細胞は無秩序に増え続け、からだの臓器にがん細胞による腫瘤(しゅりゅう)という塊をつくり、臓器の機能を低下させたりします。さらに、がん細胞ははがれやすく、リンパ管や血管に入ってリンパ節や他の臓器に転移したり、お腹の中などに撒かれるなど、全身に広がっていきます。

がんって、どんな病気?

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がんの基礎知識:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

日本人とがん

がんにかかる人は、男性では、50代から急に増え始めます。女性では、30代から除々に増え始めます。
そのため、30代から50代前半までは、女性の方が多くかかります。

年齢別がん罹患(りかん)率

年齢別がん罹患(りかん)率

どのようながんが多い?

がんはさまざまな臓器に発生します。日本人に多いがんは、男性では、胃がん、肺がん、大腸がん、女性では、乳がん、大腸がん、胃がんの順となっています。

かかる方が多いがん

かかる方が多いがん

亡くなる方が多いがん

亡くなる方が多いがん

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最新がん統計:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

がんを防ぐには

日本人のがんの発生に関する研究により、がんの要因を避けることでがんにかかる危険性を下げることができるといわれています。

がん予防法

これら全てを実践することで、男性では43%、女性では37%のリスクが低下するといわれています。

また、肝炎ウイルス、ピロリ菌、ヒトパピローマウイルスなどのがんに関連するウイルスなどの感染も原因の主なものになっているため、感染の有無について確認し、感染に対する対処をすることも重要です。

※もっと詳しく知りたい方へ
日本人のためのがん予防法:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

早期発見・早期治療が大事

がんは、早くみつけ、早く治療すれば、確実に治すことができます。
しかし、初期の段階では、自覚症状がありません。
そのために、がん検診を受けなければ、みつけることはできません。
なお、特定健康診査(メタボ健診)や健康診断は、がんをみつけるための検査ではありません。
がんをみつけるためには、「がん検診」を受ける必要があります。

国が勧めるがん検診

検査内容 対象者 受診間隔
肺がん 胸部X線と喀痰細胞診(喫煙者のみ)の併用 40歳以上 男女 毎年
胃がん 胃X線 40歳以上 男女 毎年
大腸がん 便潜血検査 40歳以上 男女 毎年
乳がん 視触診とマンモグラフィ(乳房X線)の併用 40歳以上 女性 2年に1回
子宮がん 細胞診 20歳以上 女性 2年に1回

職場のがん検診か、お住まいの市区町村による住民がん検診を受けてください。

定期的にがん検診を受けましょう!

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がん検診について:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

がんの治療法

がんの治療法は、手術、放射線治療、薬物治療が中心となります。がんの種類やがんの広がりに合わせて、3大治療の一つか複数を組み合わせて行います。また、がんそのものに対する治療に加えて、がんに伴うからだとこころのつらさを和らげる緩和ケアを同時に行います。

がんの治療法

がんと診断されたときからの緩和ケア

緩和ケアは、がんに対する治療ができなくなってから行われるものと考えられていた時代もありましたが、今では、診断時からがんに対する治療といっしょに緩和ケアを行っていくものと考えられています。

がんの治療と緩和ケアの関係

がんの治療と緩和ケアの関係

※もっと詳しく知りたい方へ
手術のことを知る:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター) 薬物療法(抗がん剤治療)のことを知る:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター) 放射線治療のことを知る:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

治療法の選択と標準治療

治療法の選択と標準治療

がんの3大治療のうち、どの治療法を選ぶかは、病気の進み具合(病期)と患者さんの状態などを踏まえて、検討されます。それぞれのがんに関連する専門学会などが、がん診療ガイドラインを作成して、病期などに応じた標準治療(=その時点で最も効果があると考えられる治療)を推奨しています。

テレビなどで紹介される最新の治療は、まだ効果や副作用が十分に確認されていないものもあります。

自分が受けようとしている治療が、標準治療なのか?
標準治療でない場合は、その理由は?
担当の医師と十分に話し合って、治療法を決めましょう。

※もっと詳しく知りたい方へ
がんの病期のことを知る:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

相談したいときは

がんについて、知りたいことや相談したいことがある場合には、がん相談支援センターに誰でも無料で相談することができます。
がん相談支援センターは、全国約400か所のがん診療連携拠点病院に設置されており、面談のほか電話でもご相談を受け付けています。

全国どこに住んでいても「質の高いがん医療」が受けられるように、都道府県の推薦をもとに厚生労働大臣が指定した病院です。専門的ながん医療の提供、がん診療の連携協力体制の整備、及び患者への相談支援や情報提供などの役割を担っています

がん相談支援センター

相談できること

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がん相談支援センターにご相談ください:「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)

最寄りのがん相談支援センターを探すには

がん情報サービス サポートセンター

電話やホームページで、お近くのがん相談支援センターをご案内しています。

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がん情報サービスサポートセンター(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)
電話番号:0570-02-3410(ナビダイヤル全国一律料金)
受付時間:平日10時~15時(土日・祝日を除く)

ホームページでのご案内

お近くのがん相談支援センターを検索することができます。
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こちらで、理解をより深めることができます。

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