> 生活習慣病を知ろう! > 脳卒中(脳血管疾患)

生活習慣病を知ろう!

脳卒中(脳血管疾患)

脳の動脈に何らかの障害が発生し、それによって脳の機能が失われて全身に影響を与える状態を脳卒中(脳血管疾患)とよびます。脳の血管が詰まるタイプ(脳梗塞)と、脳の血管が破れるタイプ(脳出血・くも膜下出血)に大きく分けることができます。

脳卒中とは

脳卒中とは

脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう病気です。急に倒れて意識がなくなったり、半身のまひが起きたり、ろれつが回らなくなったりする発作が起きます。

脳卒中は後遺症により生活に支障をきたすことが多く、重度の要介護状態を引き起こす最大の原因となっています。発症後、早く治療を開始すれば後遺症を軽くすることも可能です。脳卒中の疑いがある場合には、可能な限り早く病院を受診しましょう。

脳卒中という言葉は“症状”を伴う脳血管疾患とほぼ同義に用いられて来ました。“卒中”には「悪い風にあたって倒れる」という意味があります。英語では脳卒中のことをStrokeといいますが、これも「打撃」とか「一撃」という意味があり、症状に焦点を置いた表現です。

日本人と脳卒中

人口動態統計によると、平成24年の脳卒中による死亡数は約12万人であり、全死因の約10%を占めています(死亡原因の4位)。平成24年の死亡率は、脳卒中全体で96.5(人口10万人対)であり、脳出血が26.7(男性 30.2、女性 23.4)、脳梗塞が57.1(男性 55.1、女性 59.0)、くも膜下出血が10.3(男性 8.0、女性 12.5)です。

脳卒中にはどんなものがあるの?

脳卒中は原因によって大きく2つのタイプに分けることができます。脳卒中のうち、一般的に脳出血、くも膜下出血と脳塞栓(のうそくせん)は出現が急で症状が重篤であり、ラクナ梗塞は比較的症状が現れるのが緩やかで前者と比べると死亡率は低くなっています。

脳卒中の分類

脳卒中にはどんなものがあるの?

脳卒中のタイプ

血管が詰まるタイプ:脳梗塞

血管が詰まることでその先の脳細胞に血流が行き渡らず、酸素や養分を送ることができなくなって障害が起きます。

脳梗塞

血管が破れるタイプ:脳出血・くも膜下出血

血管が破れて出血してしまうことで、脳が破壊、圧迫されて障害が起きます。

脳出血・くも膜下出血

もっと詳しく知りたい方へ

こちらで、理解をより深めることができます。

循環器病情報サービス(脳卒中)(独立行政法人国立循環器病研究センター)