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Smart Life Projectお知らせ

2016年10月03日

【厚生労働省健康局健康課】「健康オフィス5号館Project!」について

 生活習慣病を予防し、健やかな生活を送るため、厚生労働省では職員を対象に、スマート・ライフ・プロジェクトの3アクション「適度な運動」、「適切な食生活」、「禁煙」の自主的な取組を促す、「健康オフィス5号館Project!」を本年9月から実施しています。

 5号館とは、厚生労働省が入っているビル「中央合同庁舎第5号館」のことです。

Project1:「適度な運動」~オフィスで+10分の身体活動

 一日中座りっぱなしで、体をほとんど動かさない不活動は、将来、肥満や生活習慣病の原因になる可能性もあるこ とから、階段利用やストレッチ、極力立って仕事をすることなど、オフィスでできる身体活動を促すことで、「身体活動+10分」の達成を目指しています。

 健康づくりは、普段の仕事の中で行動を工夫することでも十分行うことができます。本Projectでは、オフィスで手軽にできる健康づくりとして「階段利用」を促すとともに、省内に76カ所の「ストレッチング・スポット」を設けました。「なかなか運動に取り組めない人でも、まずは、オフィスでの階段利用や仕事の合間でのストレッチ、座る時間を減らすことから始めてみませんか?」と全職員にメール等で身体活動の増を促しています。

 ある職員は、このProjectが始まった9月1日からエレベーターを使うことをやめて、毎日、階段利用を行ったら1か月で4kgやせたとのこと。

 健康局健康課では、座って仕事をする時間を減らす取り組みとして、職員同士の打ち合わせや電話などは極力“立って”行うようにしています。最近では、事務室のイスをバランスボールに変える職員も出てきており、取組参加への機運が高まっています。

Project2:「適切な食生活」~オフィスで野菜+1皿

 職員の野菜不足を解消するため、5号館内の飲食店・コンビニエンスストアとコラボし、「サラダ」販売の促進や「野菜が摂れるメニュー」を提供しています。

 Project協力店には、「健康オフィス5号館Project!」のステッカーやコラボメニューPOP、健康増進月間ポスターを進呈。店舗内やメニューに掲示することで、職員に野菜が摂れるメニューの購買意欲の喚起を図りました。

※写真 26Fにある中華料理店「龍幸」では、1日分の野菜が摂れる「たっぷり野菜タンメン」や「冷やし担々麺」をコラボ商品として販売している。そのほかにも、カロリーを抑えた「ヘルシー定食」(600Kcal以下)も販売している。

※写真 B1Fの職員食堂では、野菜が摂れる定番メニュー「菜食兼美定食」を提供している。また、「野菜を食べる健康フェア」を開催し、期間限定で日替わりメニューの提供も行われた。

Project3:「禁煙」~オフィスで禁煙促進

 省内内科診療所において「禁煙相談」、「禁煙外来」を実施するとともに、全職員にメールで喫煙、受動喫煙のリスクについて周知を行いました。また、諸外国では当たり前となっている「たばこのパッケージの警告画像」を喫煙所に掲示し、喫煙者本人だけでなく、大切な人への健康影響の可能性もある喫煙について、考えていただく機会を設け、禁煙を促進しています。

 厚生労働省では、このProjectを無期限で進めていく予定ですが、同じ5号館内の環境省や省内各部署、店舗とさらにタイアップしていけることがあれば、連携を図って、適宜内容の見直しも行いながら、さらなる推進を図っていきたいと考えています。